会社案内


・・・・会社概要・・・・

会社名・・・有限会社双葉マルヤス製麺所

所在地・・・福井県福井市西開発1丁目2608-1

電話番号・・・0776-53-4800

FAX・・・0776-53-4355

創業・・・昭和25年8月

設立・・・昭和42年6月

事業内容・・・業務用生中華・なま蕎麦・生うどんの製造販売、福井の麺宅配便の取扱、一般家庭用各種麺類の製造販売

資本金・・・1,000万円

代表・・・東海

 


()双葉マルヤス製麺所 

[創業]

双葉マルヤス製麺所は、昭和25年に創業いたしました。福井空襲、福井地震、洪水など度重なる苦難から立ち上がろうと、福井県人が必死に生きていた時代背景の中で、福井市城東に於いて、そば粉、おちらし粉などの製粉や冷麦などの乾麺の生産販売が始められたのです。

 

[生中華麺の台頭]

 小さな家内での手作業として始められた生中華麺が、福井市駅前の食堂で大人気を得た事により、機械化へと進んでいきました。また福井―大阪間の鉄道が開通した頃、冷し中華スープ付はパッケージも1食入りのチャック式という、当時にしては斬新なアイディアも功を奏し、爆発的なヒット商品となりました。今でも気温25度Cを越える日は、福井のスーパーは1食の冷し中華でうめつくされます。

 

[ゆで麺登場と食堂・市場・八百屋・スーパー・コンビニへの販路拡大]

 ゆでうどん、ゆでそば、焼きそば、生そばなど製品の種類も増え、麺類全般の製造が始まるとともに、販路を拡大してゆきました。品目別ラインの確立を目指し、主としてゆでそば類を生産するため、新鋭機を導入し周辺機器などの設備の充実をはかり、衛生管理の厳しさが要求されるコンビニへも参入しました。ゆでそばの調理麺として、福井を代表するおろしそばやサイズの小さい一口蕎麦が北陸三県へ供給されたのです。また弊社のゆでそばの代表として、巾広の麺が特徴の「福井のそば」も登場し、次々にヒット商品が生まれたのです。こうしてゆでそば製造量は福井県NO.1となり、平成17年度には食品衛生優良施設として厚生労働大臣表彰を頂くことが出来、現在に至っております。

 

[感謝・感謝・感謝]

 日本の伝統食としての麺の原材料である小麦や蕎麦は、太陽と大地の恵みであり、ありがたく使わせて頂いております。自然の恩恵に感謝です。水にこだわり(量子水使用)、厳選された材料を使用し、たくさんの人に喜んでもらいたいという思いで製造された製品のひとつにまで、愛情と感謝の気持ちを込めてお届けしております。またお客様をはじめ弊社とともに歩んでこられた方々すべてに感謝し、情熱を持って新たな食文化の創造に取り組んでまいります。これからもお客さまにとって安全安心で美味しい製品をお届けできるよう社員一同努力してまいりますので、今後ともご愛顧の程宜しくお願い申しあげます。

                                           

工場外観

生麺製造ライン

厚生労働大臣表彰受賞



・・・福井市城東にて創業当時の様子・・・

初代安野茂一が福井市城東にて

マルヤス製粉製麺所創業

2代安野勉

会社経営の一翼をになう勉の妻



・初代 安野茂一

福井市城東にてマルヤス製粉製麺所を創業。

主にそば粉・乾麺を生産販売開始。

東京都在住時の経験から、中華麺の台頭を予見し食堂向け生中華麺を製造販売。

昭和30年代前半、家庭向けにポリ袋入り生冷し中華スープ付き(現在の1食冷し中華)を市場に出荷し大人気を博す。

・2代 安野勉

(有)双葉マルヤス製麺所を設立。

生麺・ゆで麺全般を製造販売。

西開発工場を建築し移転、大量生産体制を整える。

調理麺を製造し、北陸3県のコンビニにも販路を拡大。

・3代 東海秀夫

40代初めまで、大企業でマイクロコンピュータエンジニアとして研究開発に従事。

川崎重工業では2020年に川崎重工業社長に就任した橋本氏と共に、最先端ロボットの開発を行っていた。

人材教育にも携わり、社内で信頼性工学の講師、工業高校専攻科で電子回路授業の講師を務めた。

福井県の流通業界が激変するなか、選択と集中で事業の効率化を推し進めた。

・** 東海幸子

2代安野勉の長女として家業を引き継ぐ。

福井市役所の保育園勤務の経験から、従業員の意見に耳を傾け働き安い職場づくりを行う。

福井県産そばと福井県産小麦を使用した商品の開発を進める。 

 


・・・社会課題を解決する製麺技術・・・

初代安野茂一は、乾麺中心だった時代、食堂においしい生中華麺、家庭用に1食生冷し中華スープ付きを開発し提供しました。

2代安野勉は、簡単便利に食べられるゆで麺、さらにそのまま食べられる調理麺をいちはやく開発し提供しました。

そして現在、おいしさを追求した生麺や、コロナ禍で需要が拡大している乾麺の開発商品化を行っています。

当社は、一貫して、時代の要求する社会課題を解決する製麺技術、商品の開発に取り組んでいます。